私は神様にとって本当に重要な存在なのでしょうか?
【詩篇8篇3-8節】夜空を仰いで、神様がお造りになった月や星を眺めると、なぜ、ちっぽけで取るに足りない人間を、神様が相手にし、目をかけてくださるのか、わからなくなります。(中略)神様は、お造りになった万物を、人間の手におゆだねになったのです。いっさいのものが人の支配下にあります。
神様は私たちを神様に似せて造られました。これこそ、神様にとって私たちがどれほど大切な存在であるかを神様が見せてくださった最初の証拠です。神様に似せて造られた生き物は、この地上において人間以外に存在しません。さらに、神様は世界のすべての生き物を人間の支配下に定められました。これも、私たちが神様にとってどんなに重要であるかの証拠といえます。
【詩篇139篇13-16節】神様は、精巧に私の体の各器官を造り、母の胎内で組み立ててくださいました。
神様は実に精巧に私たちを造られ、愛情を込めて私たちを組み立てられました。その結果の私たちを見れば、神様が私たちのことをどんなに大切に思っておられるかが明らかです。
【詩篇139篇17節】主よ。あなたが私をかた時も忘れずにいてくださる事実は、かけがえのない支えです。
全知全能の神様は、私たちについて常にすばらしいことを考えておられます。私たちの内面までのぞき込まれ、わたしたちの真の価値を理解しておられます。
【詩篇139篇1-3、6節】主よ。あなたは私の心の奥底まで探り、どんなささいなことも見のがされません。私の立ち居振る舞いさえご存じです。遠くからでも、私の内面をすべて読み取られます。また、私の進む道を下調べして、どこで休息をとるべきかも教えてくださいます。常に私の居場所もご存じです。(中略)しかし、このようなことはあまりにもったいない話しで、ほんとうだとは信じがたいほどです。
神様は、あなたがどこで何をしていようとも見守ってくださるほど、あなたを大切に思っておられます。これは実に信じがたいほどすばらしい話です。これであなたがたが神様にとってどれほど特別な存在であるかがわかると思います。神様は私たちをこの上ないほど愛しておられるので、私たちがするすべてのことを気にかけられているのです。
【第一コリント6章19-20節】体は、神様があなたがたに与えてくださった聖霊の家であって、聖霊様がそこに住んでおられることが、まだわからないのですか。あなたがたの体は、自分のものではありません。
神様は、あなたを非常に大事だと思っておられるので、あなたの体をご自分が住まわれる宮として使ってくださるほどです。神様は別にあなたのうちに住まわれる必要などありません。神様はご自分が望めばどこにでも住むことができるお方なのですから。けれども、あなたのうちに住まわれようと選択された時点で、あなたは神様の宮であり、神様の住家であると宣言されたのです。こうされるとは神様はどんなにあなたを貴重な存在と見なされているかがうかがえることでしょう。
【ガラテヤ3章26節】私たちはみな、すでに、イエス・キリストを信じる信仰によって、神様の子供となったからです。
【ガラテヤ4章7節】私たちは、もはや、奴隷ではありません。神様の子供です。子供であるからには、神様の持っておられるものはすべて、私たちのものです。
神様は、あなたをこの上ないほど田せつな存在と思っておられるので、あなたをご自分の子供と見なされています。
【マタイ28章20節】(中略)わたしはこの世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいるのです。
神様はいつも私たちと一緒にいてくださると約束してくださいました。私たちが大切でないのなら、どうして一緒にいたいと思うのでしょう?
もっとバランスの取れた自尊心を身につけるにはどうすればいいでしょうか?
【ローマ12章3節】(中略)自分を正直に評価しなさい。神様からどれだけの信仰を与えられているかを尺度にして、自分の値打ちをはかりなさい。
バランスの取れた自尊心とは神様がくださった賜物や才能、能力などを思って高慢になるのではなく、また逆に控えめになるすぎてしまい、潜在能力をフルに活用できなくなってしまうでもなく、自分を正直に評価することを意味します。
【第一ペテロ4章10節】神様はあなたがた一人一人に、何らかの特別な能力を授けておられます。その能力によって、互いに助け合い、神様からのあふれる祝福をひとり占めにはせず、他の人と分かち合いなさい。
自分が持っているものを他の人と与えると、私たちの価値や自尊心は実に高まるのです。そうすることによって、神様が私たちを通してより効果的に働かれるようになるからです。
■ 神様の約束:マタイ10章29-31節
たった一羽の雀〔二羽で五十円にしかならない雀〕でさえ、あなたがたの天の父が知らないうちに、地に落ちることはありません。(中略)あなたがたは、神にとって、雀などより、ずっと大切なものではありませんか。