「従順」といわれるといかにも権威主義的な概念のように聞こえますが、神様は本当に私たちに完全なる従順を要求されるのでしょうか?
【第一ペテロ1章14節】あなたがたは、神様の子供なのですから、神様に従いなさい。何も知らずに悪事を重ねた昔の生活に、舞い戻ってはいけません。
神様が私たちに従順を要求されるのは、私たちの幸福を第一に考えておられるからです。
【エペソ5章6節】 (中略)神様の恐ろしい怒りは、こんな行いをする者に片っぱしから下るからです。
不従順は罪であり、神様から離れてしまう要因となります。
【ピリピ2章5-13節】(中略)キリスト様は神様なのに、神様としての権利を要求したり、それに執着したりはなさいませんでした。(中略)さらに自分を低くし...。
【ヘブル5章7-9節】(中略)この(イエス様の)祈りは、どんな場合にも神様に従おうとする、キリスト様の切なる願いのゆえに、聞き入れられたのです。
イエス様は私たちが見習うべき手本であり、それも、苦しみが伴う時でも、服従するという手本です。
神様に従うことによって天国に行く権利は得られるのでしょうか?
【ガラテヤ2章16-21節】(中略)おきてを守って救われる人など、一人もいないのですから。
宗教的なおきてに従っても救われることは絶対にありません。しかし、キリストを受け入れた結果、神様を愛するがゆえに神様に従いたいと自ら思うようになるのです。
【ヨハネ14章15-16、21-24節】わたしを愛するなら、わたしの戒めを守りなさい。
イエス様に対する従順は、イエス様に対する愛のあらわれであるべきです。
【ヘブル11章7-10節】(中略)アブラハムは神様を信じました。(中略)ですから(中略)そのことばに従いました。
従順は信仰にもとづいているのです。
今までの生涯を通じてずっと神様に従って来なかった場合はどうなるのでしょうか?
【マタイ21章28-31節】(中略)弟は「いやです」と答えましたが、あとで悪かったと思い直し、出かけました。
今までの生活を悔い改めて神に従い始めるのに、遅すぎることは決してないのです。
■ 神様の約束:ヘブル8章10節
しかし、ここにわたしは、イスラエルの人と新しい契約を結びます。わたしはこのおきてを、彼らの心に刻みます。そうすれば、たとい何も言わなくても、彼らに、わたしの思いが、はっきりわかるようになるのです。心の中におきてがあるので、彼らは喜んで従うようになるでしょう。