恵みはどこから来るのですか?どのようにすればいただけるのですか?
【詩篇84編1節】神様は恵みと栄光を下さる方であり、ご自分の道を歩む者に、良いものを出し渋ったりはなさいません。
恵みは神様から始まり、神様が惜しみなく与えてくださるものです。私たちに対する神様の恵みは、私たちが他の人に与えるべき恵みやあわれみの手本といえます。恵みとは努力をして獲得できるものではなく、与える側が自発的に与えるものです。
【エペソ2章8節】あなたがたは、神様の寛容さのゆえに、キリスト様を信じることによって救われたのです。
神様間が私たちに救いという贈り物を与えようと決められたのは、神様の恵みから出たものです。私たちが何をしようと、救いに値するようになることはできません。ただ信仰によって受け入れ、感謝の念を伝えるだけです。
【ヨハネ1章16-17節】モーセはきびしい命令と、情け容赦もない法律とを与えただけでしたが、イエス・キリストはその上に、愛に満ちた赦しの道を備えてくださったからです。
イエス様と聖霊がこの世に来られる前、旧約聖書のころの神様は、神を信じる人たちが神様のために生きるにはどう生活すべきかを教えるために、おきてを与えられました。これらのおきてを完全に守ろうとすることが救いにはつながりませんでしたが、聖書によって人生が変わるとどのような生活になるかは示されました。神様の恵みにより、イエス様がいらっしゃって私たちの罪の代価を払っていただいたことにより、私たちは救いを無償でいただいたので、もうこれらのおきてに盲目的に従うことによって救いを得ようとしなくてもよくなりました。これにより、私たちの心は変えられ、自ら進んで神様のためにきよい生活を送りたいと思うようになったのです。
【ヘブル4章16節】ですから、躊躇せず、思いきって、神の王座に近づいてあわれみを請い、必要な時に必ず与えられる恵みを、いただこうではありませんか。
祈る時の私たちはまさに神様の王座の前に立ち、その恵みをいただくのです。
神様の恵みにどのようにこたえればいいのでしょうか?
【ピリピ1章6節】あなたがたの内面に良い働きを始めた神様は、引き続き、必ずそれを恵みのうちに成長させ、やがてキリスト。イエスが帰って来られる日に、ついに完成してくださると、私は堅く信じています。
【第二コリント8章9節】 あなたがたは、主イエス・キリストが、どんなに愛と恵みに満ちておられたかを知っています。あれほど富んでおられた主が、あなたがたを助けるために、あれほど貧しくなられました。その貧しさによって、あなたがたを富むものとするためでした。
神様の恵みを認めるには謙虚にならなければなりません。なぜなら、自分がその恵みをいただくのに値する者ではないことに気づくからです。しかし、恵みが必要なのはまさに、自分ではいただくのに値する者ではないからです。
■ 神様の約束:詩篇103篇8節
神様は、虫けら同然のものをあわれみ、やさしくいたわってくださいます。また、短気を起こさず、恵みと愛に満ち…。